『罪悪感』を手放す｜日本アロマボディワーカー®協会

1月も最後の日曜日となりましたね、
みなさんは、どんなひと時をお過ごしでしょうか☆

この1週間は、今月からスタートした
『ホットストーン・ディープセラピー導入講座』の開催や
個人セッションの中でも、
地球そのもののエネルギーあふれる鉱物を使った
「ホットストーン」にたくさん触れているので、
心も体もポカポカな日々を過ごしておりました♪

また、同じく今月からスタートした、
日本妊活協会の「子宝整体導入コース」の受講もありました。

整体師、鍼灸師と言った治療家だけでなく、
介護施設の経営者、助産師、看護師、会社員と言った
様々なバックボーンを持つ仲間の皆さまと学びを共にする時間は、
毎回、新たな視点や氣付きに満ちていて、
この環境に身を置けることに感謝の想いがあふれてきます。

そしてもう一つ、
この1週間で私の中で大きな変容が起こりました。
今回は、そのお話をシェアさせて頂きますね＾＾

前回の通信でもシェアさせて頂いた、
産まれること、そして死ぬこと、
人間の大切なテーマを一人の助産師を軸に
温かな目線で紹介されているドキュメンタリー映画『あわひ』。

この映画『あわひ』を妊活協会の勉強会で10日程前に観てから、
実は、自分自身の潜在意識に、
妊娠・出産、そして子育てに関する
深い「罪悪感」が刻まれていたことに、ようやく氣付くことができました。

私は、いわゆる「エンジェル（できちゃった）婚」でした。

現在の夫と、結婚を前提に同棲はしていたものの、
まだまだ、結婚は先のことだと思っていたので、
心も体も、ライフスタイルも、何も準備が整っていないまま、
いきなりスタートしたマタニティライフ。

これから、自分の身体も生活も、どうなっていくのか？
不安を抱えたまま、妊婦生活を過ごし、
もちろん、当時はまだ、
ファスティングにも「いのちを活かす食」にも出会っておらず、
20代の奔放な食生活と生活スタイルがたたってしまったのと、
元々の体質もあったのでしょう、
いざ出産となった場面でも、中々、上手く陣痛がつかず・・・

何時間も分娩台で過ごし、それでも中々産むことができず、
最終的には、陣痛促進剤を使っての出産となってしまい、
映画のような自然なお産とは程遠く、
出産には苦しく辛かった思い出しかありません。

けれど、その時の苦しさや辛さを癒すヒマもなく、
怒涛のように始まった育児の日々。

そうして、いつの間にか潜在意識の奥深くにしまい込んでいた
記憶と感情が、映画を観たことで一気に噴き出したのです。

「私がもっと健康的な妊娠期を過ごしてあげられたら、
子供たちの健康状態も、もっと違っていたのかもしれない」

「あの時、妊娠や出産のことをもっと調べて私に知識があったら、
もっと自然で穏やかな出産をしてあげられたかもしれない」

「私のせいで、本来の生きる力を引き出してあげられるような
自然な妊娠、出産をしてあげられなくてごめんね・・・」

映画を観ている最中、
そんな「罪悪感」や「後悔」の念が一気に噴き出して、
大粒の涙とともに、あふれ出てきました。

ですが、映画を観終わったあとのシェアリングタイムの中で、
私と同じような気持ちになった方もいらして、
もっと言うと、
映画の中のような理想的な出産ができた人の方が、
今の世の中には少ないのではないか？と言うことも、
皆さんとのシェアの中で氣付くことができました。

また、監督の吉島陽子さんが、
こんなメッセージも伝えてくれたのです。

『お母さんが罪悪感を持つ必要はないんですよ。
なぜならば、
生まれる日も、その環境も状況も、すべては、
赤ちゃん自身が自分で決めて生まれてくるのだから。』

私は、そのメッセージを聞いた途端、
更に大粒の涙があふれてきて・・・

とても救われたような気持ちになりました。

またその数日後に、私の20年来の心のメンターである方に
この体験をシェアした際に、こんなメッセージを頂きました。

『大切なのは、妊娠期に知佳ちゃんが感じていた不安や、
出産時に感じた苦しくて辛かった気持ちを、
なかったことにしないで、ありのままに感じてあげることだよ。

そしてもう一つ大切なことは、
本来、私たちの魂は完璧で
何者にも傷つけることはできない、と言うこと。

だから、
「とりかえしのつかないことをしてしまった」と言う
罪悪感は、魂の観点からしたら何も傷ついてなんていないのだから、
実は勘違いなんだよ。

だけど、
過去の記憶はすでに過ぎ去って、もうここにはないものなのに、
ここには本来「ない」ものに、
「もっとああだったら」「もっとこうしていたら」と、
【罪悪感や後悔】と言うエネルギーを注いで、
まるで今、起こっているかのようにリアリティを与えて、
いつまでも過去にばかり囚われてしまったらどうなる？

本当は、
知佳ちゃんは「いま、ここ」の目の前にいるお子さんたちに
愛をおくってあげることが大切で、
過去が例えどうだったとしても、
「いま、ここ」から、未来はいくらでも変えていけるんだよ。

そしてね、
子供たちに関して、お母さんが思っているあらゆる「問題」は、
実はお母さん自身が、
過去のできごとに【罪悪感や後悔】と言うエネルギーを注いで、
まるで今、起こっているかのようにリアリティを与えている結果なの。

でも、大丈夫。
お母さん自身の中にある「罪悪感」を癒してあげることで
「問題」のほとんどが、クリアになっていくんだよ。』

そのメッセージを聞いて、
私の中で更に深い解放が起こりました。

そして、メンターの誘導に従いながら、
まずは私自身が妊娠・出産の時に感じていた不安や苦しさと言った
感情をありのままに受け入れて感じてあげました。

そしてその後、
本当に心から望む出産を、もう一度、
イメージの中でやり直すワークをしたのですが、
直前に映画を観ていたおかげで、
理想的な出産シーンがとても鮮明に浮かんできて、
あたたかいエネルギーと喜びと至福に包まれながら出産し、
そして、
生まれたての我が子を抱っこしたぬくもりまでも伝わってきて、
慈愛と感謝と喜びが内側からあふれ出る・・・